2009年 03月 13日
ヴェルサイユ宮殿
池田理代子さんのベルバラに夢中になった学生時代・・・
何度も何度も読み返しては宮殿やら、お庭にやら、思いを馳せていた
あのヴェルサイユにいよいよこの目で確かめられるとウキウキでした。
RER(フランスの国鉄)に乗って、行ったのですが、なんかとても
人もまばらで、なんとなく薄気味悪い感じの電車でした。
ヴェルサイユ リヴ ゴーシュ駅からは徒歩10分くらいで宮殿に
たどり着きました。
シーズンオフなので、人もまばらで、チケットもこれまたすぐに買えることが出来て、すぐに入れました。
日本語のオーディオガイドも貸してくれるので、これを聞きながらの見学です。
王室礼拝堂(結婚式を行ったりする場所)からはじまって、それはそれ
かのルイ14世が「有史以来もっとも大きく豪華な宮殿をたてよ」といっただけのある、それはそれは華やかで美しい宮殿なんだけど、
中はなんとなく寂しい感じがしてきます。
広いからかなあ。
またしても二人とも少しげっぷモード(笑)・・・写真もなぜか本当にうまく撮れません。
てな感じで、やれ色々な部屋を順々にまわる中、とても気になる絵に遭遇しました。
このところずっと、西洋の小さなくるくるの巻き毛の女の子が頭から離れませんでした。
パリ行きが決まってから、ず~っとです。
もう毎日思い浮かんでいたその可愛らしい女の子がなんとベルサイユ宮殿の絵の中にいた少女とそっくりでびっくりしました。
名前を見ると「マリーアンルイーズ」と書いてありますが、これを書いた作家さんかしら!?
マリーアントワネットの子供で7歳の時になくなったみたいなんです。
一目その絵を見た時に「ピ~ン」って来たの。
写真を撮ってきました。
もうその事でとても興奮してしまって、それ以上の感激はなかったのです。
とにかく長居はしませんでした。
二人ともなんとなく重苦しくて、早く外に出たかったからです。
2時間くらいで宮殿をあとにして、二人で郊外の散歩をぶらぶらしながら、ランチにぴったりの、クレープを食べにお店に入ると、なんとお友達は「生肉のタルタルクレープ」を頼んでいます。
どうしてもこのくらいしっかりしたものを食べたいと鼻息も荒い様子です(笑)
どうもしっかりと重いものを食べたかったようです。
もうお友達の様子がおもしろくておもしろくて。
私は軽めのお野菜のクレープでした。
もちろんりんごの発泡酒「シードル」も・・
そうそう「シードル」あちらですっかり気に入って、茅ケ崎の成城イシイで買ってきて昨晩、飲んでみたら、やっぱりあちらほどの感激はなかったのでした。
やっぱり、その土地にあっているんでしょうね。
午後はモンマルトルに移動して、「エンジェルグッズ」で有名な
「ラブティックデザンジュ」に行きました。
狭い店内が天使グッズに溢れています。
そのあと「サクレクール聖堂」に行きました。モンマルトルの丘の上に
たっているので、階段を登るのが予想以上に大変でした。
着いたら「ジャンヌダルク」の大きな像が目に飛び込んできました。
これで二人はもう充分・・・になりました。
パリは割合小さな街なので、地下鉄に乗ればすぐに目的地に着きます。
その日はその足でモンパルナスまで翌日行く予定のモンサンミッシェルの新幹線のような電車の予約をしに行きました。
写真はず~っと近くに感じていた少女にそっくりさんのマリーアンルイーズ って名前かしら?
私も思わずくるくるにパーマをかけたくなって、15年ぶりにパーマをかけました。
明日はブライダル・・・楽しみなトリートメントです。
さてどんなミュージックで臨みましょうか・・・
今の気分は送り出す母の気分で「マンマミーア」で行くと思いま~す。(笑)
by kyokospa81
| 2009-03-13 01:07