2009年 03月 10日
ルーヴル美術館
私達のホテルからはメトロで2駅・・・
歩いても容易に行ける距離なので、地理を覚えがてら歩く事にしました。
パリは私も初めてだったので知らなかったけど、ロータリーが多い。
だから道もわかりやすいと思ったら、意外にそうでもなく、間違った方向にひたすら歩く時が何度もありました。
ルーヴル美術館に着いたら友達はどうしても見たいのがあるんだと朝から大層張り切っていました。
「サモトラケのニケ」、紀元前190年ごろの作品でギリシャ神話に登場する、勝利を表す女神だそうです。
私は事前の準備もなく行ったので、かの有名な「モナリザ」があるのもその日に知ったくらい
外からの外見であっけに取られるほどの大きい建物にまず圧巻・・・
私の関心はといえば、前に歩いている日本人の親子がとても仲良さそう手をつないでいる姿に目が離れなかった。
息子とお母さん
お母さんが70歳代で息子が40代でわたしくらいかなあ・・・
なんかほほえましくて、思わず写真をとってしまった。
お母さんが息子を頼りに手を引っ張ってもらってとても嬉しそうなんだモノ・・・
入場券を買うのも大変と聞いていたけど、オフシーズンともあって、すぐに並ばずに買えた。ラッキー(笑)
空いてるかなあ・・・って思って中に入ると意外にすごい人、人、人だった。
サモトラケのニケをまず見に行った。けどやっぱりすごい人。
でもおもしろいのが触れるほどの近さで見れること。
みんな写真もフラッシュでバシャバシャとってるし・・・・
有名なものより、自分にぐぐっと訴えかけてくるものって、ガイドブックに出ていなかったりするんだよね。
そういうものをしっかりと見てきました。
でも有名なものでこれはすごいなあって感じたのは「エロスの接吻で目覚めるプシュケ」に釘付けになりました。
これはきれいだった~
あと「豊饒の女神」もきれいだった。ぴかぴかしていたよ~。
きれいなところはいいのだけど、絵画のところで、フランス革命のあたりの絵画に行くと、ものすごいげっぷが出てきた。
そのあと「古代エジプト美術部」行くと、スフィンクスのところで私の髪の毛もまるでスフィンクスみたいになってきて、なんだかとてもざわざわとして来た。
友達もミイラになった過去世を思い出したことがあったらしいので、ミイラをじーっと見ていた。
不思議とカメラも調子悪くて、ミイラのところで電池切れ・・・
半地下に行って、スペイン美術部で撮りたいところがあったのにそこは友達のカメラにお世話になった。
やはり「行きたかった勘があたって、そこには私が大好きなマリア様の素敵な像がたくさんあった。
その後の写真は友達にお世話になることにした。しょうがないもんね~こんなに早く切れるわけないんだけどね~
ふたりでぐったりとして、時計を見ると3時間が経過している。
「もう充分だねえ・・・」ってな感じでルーブルをあとにした。
本当は一日見ても全部は見ることは出来ないよ~って聞いてきたけど、そこまで二人とも見る気力がなかった。
ぐったりとしちゃったんだもの・・・
外に出て、二人で大慌てでランチの場所を探す。
決め手はたくさんの人でにぎわっている事だけ。
おなかの空いてると、「もうどこでもいい」という彼女と私は「一食でもまずいものは食べたくない」からそこだけは譲れなくてちょっと大変なの(笑)
彼女はパリに来てからなぜか、飢えた少女のように、おなかを空かせている。
日ごろ何度か一緒に食事をしたことがあるけど、すごい食欲だった。
今回の旅では、私の方が、なぜか断然おなかが空かなかった。
ルーブルのすぐ近くに「cafe L Epock」を見つけてにぎわっていたので入ってみたら
これが大正解。
チキンの煮込みとパテをいただいて、とても幸せなランチでした。
ここは隣の方がステーキを食べていて、あまりにそれが食べたくなって、帰国の日にランチにステーキを
食べに行きました。
滞在中に唯一2度行ったお店です。
今回は食べ物の写真を撮っていないから何か物足りないですね~
食後はサンジェルマンデプレに行って、グルメスーパーに行ったり、有名な「カフェフローラ」に行きました。
ここはとても親切で歴史のある評判どおりのカフェでした。
パリに行ったら一度は行かれるといいですよ~
リエット(レバーパテみたいなもの)をバゲットにつけて食べている人がいて、とてもおいしそうだったデス。
夜はレバノン料理のお店に入ったら、ぜんぜんメニューが読めなくて、知ってるものだけオーダー
「ファラフェル」と「サラダ」と「豆のペースト」をパンにつけるもの・・・をいただきました。
「ベジタリアン」か?と聞かれたので、まあ今日だけだけど「そう」って答えました。
レバノン料理でメニューが読めなくて「しゅん」とした私をみて、お友達が苦笑していました。
でも予想に反して、とてもおいしかった~
長い一日でした。
写真はもちろん「接吻」です。
2009年 03月 08日
モンサンミシェル修道院
行き着いてしまうお墓がありました。
なんだかわかんないけど、3回ほどそこに行き着くのです。
違う道を行ってるのに、そこに着いてしまう・・・
そういう時ってありますよね・・・
もしかしたら、そこに眠っているのかもしれません。
モンサンミシェルでなくなった過去世があるといわれたことがあるので、今回も思い入れが大きかったところなんです。
ところでご一緒したお友達はとてもエネルギーに敏感な方なので
いろんな事をキャッチしてくれました。
げっぷするのも同じ場所・・・気持悪くなるのも一緒の瞬間同じ場所・・感じるのが本当にすべて一緒だったんです。
行く場所によって、私の顔が非常に人相も変わるそうなんです。
いわゆる共感力がとてもつよいんですね。
モンサンミシェルでは非常に穏やかで可愛い顔をしていたそうです。
実際すごく晴れやかで幸せな気分でした。
行く前はいろいろと歴史のあるところなので少し心配だったのですが
あえて宿泊はとらずに日帰りにしました。
ルーブル美術館ではスフィンクスのように、髪の毛もおおきくたてがみのようにひろがってしまって、スフィンクスの前で写真をとったら
まるで同じ顔になってしまったんですよ(笑)
ところでモンサンミッシェルに戻ると、
最後のお土産やさんでガイドブックを購入して、やっと修道院に行き着きました。
そこの入り口で8.5ユーロ払って、いよいよ中へ・・・
黄金のルートで行く事とします(るるぶからね)
1 大通り門
2 哨兵の門
3 大階段 90段の階段
4 西のテラス 海抜80メートルで絶好の眺め
5 修道院付属の教会(ここにミカエルの小さなかわいい像がある)
6 列柱廊(素晴らしいレリーフのあるところ)
7 食堂(59の小窓からさしこまれる光がきれい)
8 迎賓の間(中世におけるもっとも優雅な建築)
9 礼拝堂(10の太い円柱がこの教会の土台、天井のアーチが美し い)
10 車輪のある通路(囚人達が車輪の中で労働)ここだけは気持悪くな った
11 聖エティエンヌ礼拝堂(死者たちのチャペル)
12 修道僧の遊歩道(僧達の多目的ホール)
13 騎士の間(僧達の写本などを行った仕事部屋)
5番の教会の中で小部屋に分かれているのですが、そのひとつの部屋に入るとなぜか涙がぽろぽろこぼれて来ました。
とても温かい気分と懐かしい気分・・・
お友達が後から来て、写真を写そうとファインダーをのぞくとそこには
椅子に向かってムラサキの光がきれいに差し込んでいます。
この部屋で日本の友人達を思いながら、しばし、15分くらい静かに
瞑想をしました。
でも写真をとるとうつらないんだよね・・・
本当に不思議・・・
ファインダーには色々な色の光がうつりこむんだけど・・・
オーブの写りこんだ写真もいくつかありました。
車輪のある通路はとても重い空気が今尚漂っていました。
それもそのはず・・あとで読むと囚人の人たちが車輪で労働していた場所だそうで・・・
ふたりで顔を見合わせて足早に通過しました。
バスが着いたのが午前11時で夕刻のバスの出発が17時と
フリータイムを6時間も撮ったので、とても余裕があって、ゆったりと
見ることが出来ました。
ルーブル美術館や、ベルサイユ宮殿に比べて、とても心地よくゆったりとした気分でまわることができました。
私はトリートメントでこの辺の海のお塩を使っているので、この辺の海の雰囲気も感じられてとても嬉しかった一日でした。
そうそうランチにはあの有名なオムレツ屋さんに入ったら大層横柄で
通された席もなんだか空いてるのに、小さくなって食べなくてはならなさそうな席で思わず、出てきてしまいました。
なんかえばってる感じでした。
有名だからね~しょうがないんだろうけど。
だってオムレツ食べるのに、ひとり4000円くらいかかるんですよ。
シードル飲むからもっとだね・・・5000円以上。
(本当は楽しみにしていたから、少しひねちゃってます)
うちのホテル界隈だと、同じお値段ですごいデラックス・・・
フォアグラも生かきもステーキも何でも食べられちゃう。
すっかりパリッ子になってしまって(笑)
どうも気持良い店員さんに出会えないと席を立つ癖があるんです。
とても大事なポイントなんです。
一緒にいてくれたお友達も同感してくれて、おいしいクレープとサラダとシードルのランチになりました。
ところで、帰国後、パートナーに写真を見せるとひとこと
「まるで江ノ島とそっくりだね・・・」って(大爆笑)
ほんと、橋を渡って、島に入り、お土産さんが坂の途中にたくさんあって、おまけに郵便局もあるのも一緒(笑)
海に囲まれていて、江ノ島はサラベスティ(弁天様)であちらはミカエル
食べ物やさんもあって、小さいミュージアムもあって。
似てると思いません?
と思っていたら、前回の日記で白龍さんも同じ事を・・・
おかしかったです。(笑)
フランスの江ノ島
夜はもちろんパリのオペラ界隈でおいしい生がきとワインでディナーを日付が変わるまで楽しみました。
写真は教会の中の小さいミカエル像です。
2009年 03月 06日
一番印象が深かったのは、モンサンミッシェル
街のいたるところで、「ミカエル」を感じさせるものが散りばめられています・・・
ミカエル通りもあれば,ミカエルの駅もありました。
ノートルダム寺院にもミカエルはちゃんと何箇所にも登場します。
「またここもミカエルかい!?」なんて歩きながら何度も思いました。
極めつけは世界遺産のモンサンミッシェルでした。
ちょうど先週の金曜日、2月27日の朝6時にホテルを出発
モンパルナスの駅に7時5分発の「レンヌ」行きのフランスの新幹線のような国鉄TGVに乗って約2時間
そこからバスに乗って一時間でようやくモンサンミシェルに到着・・・
バスツアーの方が簡単だと思ったけど、自由時間が、わずか一時間半だったのでちょっと苦労しながら
自分達で切符を手配して行きました。
電車の乗り方が難しくって、自分達の購入した席まで行き着かずに途中で車両が途切れていて、車掌さんに
説明したりでちょっとひやひや・・・(笑)あちら電車は長いなが~い。
でもそれも旅ですものね・・・
にっこりと笑って、許してもらいました。
バスで遠くにそびえたつモンサンミッシェルを目前にして、なんだかとても現実の景色とは思えないくらい
荘厳でした。
まわりが海なのでぽっかりと浮かんでいるように見えるのですから・・・
このモンサンミッシェルはみなさんもご存知だと思いますが、簡単に歴史を書きますね・・・
708年にオベール司教。夢の中で「この岩山に聖堂をたてよ」というお告げを3回ほどミカエルから
受ける。
966年 ノルマンディ公リチャード1世、ベネディクト会修道院を島に建設
1017年 修道院の教会の建設開始・・・
1211年~1228年 ほぼ現在の姿となる「ラメルベイユ棟」の完成
1328年 英仏百年戦争勃発
1562年~1598年 宗教戦争
1789年 フランス革命勃発 修道院の廃止
1865年 修道院としての機能が回復
1897年 聖ミカエルの像が増築
1922年 修道院ないの教会再建
1979年 ユネスコの世界遺産となる
ざ~っとこんな歴史を持っている島だそうです。
バスが着くとそこからはず~っとお土産やさんが続きます。
クッキークレープ、お菓子、おみやげ、有名なオムレツ屋さんとこれでもか・・・と続くお土産道・・・
私の性格を良く知ってる方が多いだろうけど、ひとつひとつ全部食べたい方なんです・・・(笑)
着いて早速クレープを食べて、マカロンもいただいて、カフェで一休み・・・
だから大変・・・
このままだととても修道院まで行き着きそうにない有様でした。
その後「ミュージアム」があったので、「おもしろそう」と駆け込むと、なんと14ユーロ(約1600円)もする割りに
すごく内容が貧困でお友達と苦笑しちゃいました。
全部で4つのパーツに分かれているんだけど、そのひとつなんて、6畳くらいの部屋になんか書いてある紙と
写真があるだけ・・・
これから行く人は気をつけてね・・・
それより修道院に行く途中の「サンピエール教会」は、洞窟内に造られた教会でとても素敵でしたよ。
入り口には百年戦争の時にミカエルのお告げを受けてフランスを勝利に導いたジャンヌダルクの像があって、
教会内にはミカエル像があります。(下記の写真です)
次はいよいよ修道院・・・
明日にしま~す。
ハーブボールの準備があるので・・・・
おやすみなさ~い。
2009年 03月 05日
パリから戻りました。
あちらでは一日も休むことなく、多分一日10キロくらい歩いたのだと思います。
だって、すごい食べてワインを飲みまくったのに、痩せて帰って来ました。
体脂肪なんて、かつて、見たことのない数字まで落ちていました。
「私ってこれほどワインが好きだったのか・・・?」というほど、毎日昼間から飲んでました(笑)
その土地に行くと、その土地にすっかりと馴染むほうなのでお食事もず~っとフレンチで
一向に構わないんです。ず~っとフランス式のお食事でした。
フランスパン、ハムやソーセージ、パテ、タルタルステーキ、サラダ・・・クレープ、そして忘れてならないのが
毎食たっぷりと乳製品が出てくること・・・
チーズの量は半端でなかったです。
昨日10日ぶりに白いご飯を食べました。
でもやっぱりご飯はおいしいね!!
一緒に行ったお友達も私とまるでそっくりさん(笑)
ふたりともあまりにも感じ方、笑うツボ、価値観、エネルギーに敏感なところ、すごく似ていてとてもおもしろかったです。
なんでも同時に感じるのです。
それが不思議でした。
年齢、住んでいた場所、茅ケ崎、シアトルに住んでいたのも一緒・・・
友達に顔も似ているといわれるし、今回も二人で本当は韓国に一緒に行こうと話していたのに
スイスに美容の研修になりそうなので、帰りにパリに寄ろうと思うと電話を彼女にかけたら
なんと私が伝える前に、彼女の方から
「恭子さんパリに行きませんか?」と先に言われてしまって、もうびっくりしたのが
まだ一ヶ月前のことです。
こういうときはメッセージなので、ぴ~んときたことを、私はとても大切に受け取るんです。
それからはとんとん拍子・・・
ホテルもエアーもすんなりと取れて、「是非是非いってらっしゃ~イ」といわんばかりの
勢いでした~
ベッドもツインなんで、離れて寝ているのに、朝目覚めると、毎晩ぴったりとくっついているんです。
どうやら夜中にベッドが動くみたいなんです(笑)
本当に見事に朝ぴったりと寄り添っていて、毎朝ふたりでげらげら笑っていました。
私も彼女も一人も楽しめるタイプなので、ある日、別行動をしようと朝ホテルから彼女が先に出かけました。
私は「今日はひとりで何をしようかなあ・・・ランチは何を食べようかなあ?」なんて思いながら
ふらふらと地下鉄に乗って、サンジェルマンデプレにある「奇跡のメダル教会」へ向かいました。
朝のミサに参加して、メダルを買いに行ったのです。
すると日曜日だったので、メダルの販売はお休み・・・
教会でしばしミサに参加して、その後、何気なくノートルダム寺院に向かおうと地下鉄にのって、最寄り駅についたけど、地図のまったく読めない私は足の赴くままに歩いて、5分もするとあるきれいな教会の目の前に着きました。
そこがすっかりノートルダム寺院だと思った私は嬉しくって、横断歩道でるんるんしていたら、なんと
相方の彼女が横断歩道のあちらから「恭子さ~ん」って手を振ってくれるではないですか・・・(爆笑)
別れたのが朝の9時、再会したのが11時・・・・
そこからはまたふたたび一緒に行動しました(笑)
こんな偶然もあるんですよ・・・それも広くて、不慣れなパリで・・・申し合わせていないのに・・・
私がノートルダム寺院だと思っていた教会はぜんぜん違う教会でした。(笑)
それからふたりで仲良く無事にノートルダムに行きました。
彼女は天使についてものすごく詳しい方なので、本当にいろいろな発見が多かったです。
今回も気づきの嵐でした。
ルーブル美術館、ベルサイユ宮殿、モンサンミッシェル、クリニャンクールののみの市、街歩き
これから、少しづつご紹介していきますね。
明日からトリートメントを開始します。
今日の写真はサンジェルマンデプレにある、訪れる人に奇跡をもたらすと世界からたくさんの方がおとずれる「奇跡のメダル教会」の頭上を飛行機雲がクロスになっていました~クロスだよ~
今までクロスは拒否反応でしたが今回の旅で初めて、クロスを買いました。
こんな奇跡のような瞬間に感動の日々でした。
2009年 02月 23日
今から3月3日までお休みさせていただきます。
3月3日に戻ります。
それまでしばらくPCさんともお別れです。
お返事は4日以降になります。
ラベンダーボールのトリートメントについてはホームページの今月のお知らせに載せてもらいます。
明日24日更新しますので、
ご興味のある方はどうぞチェックしてくださいね・・・
皆様も健やかにお過ごしくださいね。
それでは・・・
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