2008年 10月 05日
いよいよひめゆりの塔へ・・・
ひめゆりの塔です。
ひめゆりの塔・・・
第二次世界大戦中、補助看護婦として、学徒要員された、沖縄師範学校女子部と県立第一高等女子学校の女子学生や、職員のうち、多数の人々が戦争の犠牲になった事実を後世に伝えるために建てられたもの・・
南部へ向かうので、まず
世界遺産でもある、「斉場ウタキ」へ・・・
琉球の聖域のひとつでもあり、かつては国の重要な神事を執り行うところとして、限られた人しか入れなかったそうです。
とてもパワーの強いところでした。
樹木のパワーと精霊がたくさんいるようなとても素晴らしいエネルギーの場所でした。
その後
その近くで湧き水のあるところに名前を忘れてしまった~
そこでとても美味しい湧き水をペットボトルに詰めて、いよいよ
ひめゆりの塔へ・・・
着くとすぐにお花を売ってくれるところがあったので、きれいなオレンジのハイビスカスをお供えして、すぐ隣の、記念館へ向かいました。
今回の旅行のスタートであれほど(号泣)の反応を示したひめゆり記念館で私はいったい何を感じるのだろうとちょっと不安の入り混じった気持ちを胸に、厳かに愛と感謝と光をありったけ感じながら一歩、一歩
踏みしめるような気持ちで回りました。
なくなられた方のお写真を一人一人眺めながらどうもある方の前に来るとものすごく反応してしまう自分に気づきました。
そして何名かの前で同じように感じます。
途中で生きてる方のお話を伺うことも出来ました。
想像を絶することばかりです。
立ちながら眠っていたこと、目の前で友が爆風で吹っ飛ぶ姿を見たこと
うじのわいたちぎれた兵士の足をうじをとるピンセットさえない中で
木の棒で取っていたことなど・・・
へとへとになりながら、ドキュメントを上映されていたので見せていただきました。
やはり涙が出てきます。
飛行機での号泣ほどではないですが、その凄惨な場面に、とても見るに耐えません・・
が今回ばかりは現実をきちんと見届ける(知る)ことが、供養だと思ってしっかりと目を見開いて、最後まで、見せていただきました。
いよいよ3時間ほどいて、閉館となり外に出ようとすると、入るまで
晴天だった空が、土砂降りの大雨に・・・
これもメッセージなんでしょうね・・・
本当に悲しい戦争をしっかりと胸に刻み込みました。
ふと自分が小学生の頃に小学校がちょうど100周年で式典で
自分の作文を朗読したことを思い出しました。
「戦争と人間」
空は青くなければならない
人間は自由でなければならない・・・
だけど、戦争は空の青も人間の自由もすべて奪い去るのだ・・・
これ以上は忘れてしまったんだけど、そのときもとてもリアルに書いて
そこを評価されて読むことになりましたが
どうやら魂の記憶に戦争の悲惨さが刻み込まれているようです。
私たちの代わりに犠牲になってくださったことに対しありったけの愛と光と感謝をささげて、ひめゆりの塔を後にしました。
by kyokospa81
| 2008-10-05 07:08